春サラダ

食べることは、毎日のこと。

忙しいとゆっくり料理をする余裕がなくなったりもするけれど、
自分のために(又は家族や友だちのために) 料理を作る時間は、豊かな時間だなぁと思います。
目の前のことだけに集中できる、自分をリセットできる時間。

わたしが料理をしてて楽しいと思う瞬間は、
素材を目の前にした時に、どんな風に組み合わせるか考えるとき。
野菜をきれいだなと感じながらカットしていくとき。
例えば青菜を茹でるとき、そっと茹でながら青菜の色が変わる瞬間を見極めるとき。
スープを作るときに、玉ねぎを炒めていたら玉ねぎが透き通った色になって、甘くなったんだなぁとわかる時。

そんな一つ一つの行程が楽しくて、
料理が出来上がった時にはすっかり気持ちが満たされています。

美味しく作ることも大切だけど、
全ての行程を愛でながら作っていくと
不思議と美味しく作れます。

今朝は菜の花やまだ柔らかい春菊やケールを使った春サラダを作りました。

毎年この時期のお楽しみになってる無茶茶園の文旦もむいて、トッピングに。

ドレッシングは作らず、オリーブオイルとバルサミコをふって、ぱくっと食べた時に、一つ一つの葉野菜のみずみずしさが身体中に広がり、身体が喜ぶ感じがしました。

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野菜料理人の徒然なる日々

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