マクロビオティック

写真は、最近うちに遊びに来る人たちのために作っていた塩餡のたい焼き🐟。

わたしは子どもを産んだ後にマクロビオティックを実践し始めました。
母乳オンリーで育つ娘が、わたしが食べたものによって不機嫌になったり、肌がぶつぶつになったりするのを目の当たりにしていたタイミングで、母が高血圧になり、薬に頼るのは嫌だと食事を完全に菜食にしたところ(子どもの頃、親の親との同居により、動物性の食べ物も食べるようになっていました) すぐ平常値まで戻ったのをみて、わたしも実践し始めました。

当時は香港に住んでいて、マクロビオティックの本など何も持ってなかったのですが、姉からプレゼントされた中島デコさんの『パンとおやつ』で作るおやつが美味しくて、すぐにハマりました。

マクロビオティックしよ!と思ったその日から我が家の食卓から肉魚、卵などが消えました。
わたしの場合は、子どもの頃菜食だったからか、(それまで毎日お肉を食べてたのに) 全くストレスを感じず移行できました。
元々ヘルシー志向だった元夫も、菜食になったら心が落ち着いた。など、嬉しいことを言ってくれたり。

それからは通信でマクロビオティックを学んだり、持ち寄りパーティで作ってみたり。
食に関わることがとっても楽しくて、当時香港にあったビーガンカフェで無償で働きたいと思ったくらいでした。
(子どもが小さかったので、元夫に反対されましたが、、)

マクロビオティックの学校には、帰国後通いました。
クシマクロビオティックで学んだあと、大森一慧のクッキングに通いました。
わたしにとって、料理だけでなく生き方についても色々考えさせられたあの日々は宝物です。先生たちは、本当に惜しみなく色んなことを教えてくださり、彼女たちの存在に愛を感じました。学んでる方たちの質問に真摯に答える姿、先生たちの過去の数々の食にまつわる失敗談。教室で具合が悪くなってしまった時(食べ物や環境に敏感なのは、悪いことではないのですが、時々苦労します...) に、お手当をしてくださったこと。

わたしはビーガンシェフをしてるので、ストイックなイメージを持たれがちですが、今は子どもが思春期なのもあり、時折彼女の希望に合わせて動物性の食品を食卓に出すこともあります。

マクロビオティックでは、食べてはいけないものはありません。
食べ物に良し悪しはありません。

大切なのは、食べ方です。

動物性たんぱくをとった時に、動物性油を中和させるように大根おろしや野菜をたっぷりとることなど。

わたし一人だったら、完全に菜食で幸せですが、子どもとの関係や、社会的な付き合いもあります。
ということで、わたしは柔軟性も大切にしています。

そんなこんなで、今年でマクロビオティック歴14年目です。


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野菜料理人の徒然なる日々

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