マクロビオティック II

温サラダ。
最近緑の野菜だけで作る温サラダにハマってます。
それぞれの野菜が艶々してて、美しい!
今回は塩麹とオリーブオイルであえました。
少しだけdillも使ってます。

先日も書いた通り、マクロビオティックをはじめてかれこれ14年が経ちますが、はじめは体調の変化が著しく、マクロビオティックてすごい!と感動し、色んな人にマクロビオティックを勧めていました。
それが原因で疎遠になってしまった友だちもいます。

マクロビオティックでは、物事を陰陽でみます。

よくあるマクロビオティックの失敗談のひとつは、玄米ばかり食べ、味も濃いものを食べ続けて陽性になりすぎてしまい、身体が痩せていくだけでなく、考え方に柔軟性がなくなってしまうということ。
人の意見を聞くことができず、自分の考えに固執してしまう。

マクロビオティックがいいと思っている自分の価値観がほかの人たちの価値観にぶつかる時に、悲しくなってしまったこともたくさんありました。

マクロビオティックを通して平和で調和がとれた世界をクリエイトしていきたいのに、人とぶつかってしまえば、逆のことをしてることになる...そんな風に悩むことも時々ありました。
そして、ある時から、柔軟であることがとても大切なことだと気がつきました。

わたしは自分からはマクロビオティックを人に勧めなくなりました。
今は、教えてほしいと言われた時にだけ、お伝えすることにしています。
知りたい人にはわたしが知ってることはなんでもシェアしたいと思っています。

体調不良の人、心が不安定な人に、砂糖を控えてみるといいよ。動物性を減らしてみるといいよ。そんなアドバイスをすることもできるけれど、本人が取り入れてみたいという思いでなければ、せっかくのチャレンジも続かないし、我慢したり、制限することはよい結果をうみません。

わたしにとっては、マクロビオティックと出会えて本当に良かったと思えるけれども、
それが他の人にとって同じとは限らない。

わたしにわたしの生き方があるように、人には人の生き方があり、必要なことは必要なタイミングで起こる。
完璧なタイミングで。
人生って素晴らしいですね。

マクロビオティックは学んでみると、そんなには難しくありません。
陰陽など気をつけないといけないポイントをいくつかおさえることは大切だけれど、実践してみると、自分の身体の声に敏感になり、しあわせ度が上がっていきます。

毎日の料理を楽しめたらいいですね♡


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野菜料理人の徒然なる日々

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