春から夏へ

先日の料理教室で生徒さんと相談しながら作った押し寿司。

赤い大根は、紅くるりと、紅芯大根といいます。(白いふちのある方が、紅芯大根)

わたしは職業柄、マーケットなどで綺麗な色の根菜に出会うと、大きさが小さくて可愛いうちに少し多めに購入しておいて、冷蔵庫で保存しています。

葉野菜などは鮮度がいいうちに食べるのが一番だけれど、根菜は冷蔵庫の中で生きてるので割とずっともってくれて、毎回使うときに食卓を華やかにしてくれて、ありがとう♡て思います。

5月を過ぎると毎年豆類がでてきて、季節の移り変わり一気に感じます。

最近はグリーンピースや、スナップえんどう、そら豆がでてきました。
(先日のブログに載せたグリーンの温サラダもこの季節ならではです)

季節の野菜には、その時わたしたちの身体に必要な栄養素が含まれており、わたしたちが自然の一部だということを感じたさせてくれます。

母親が母乳を通して生まれたての赤ちゃんに必要な栄養素、大きくなってから必要な栄養素を自然と作り出して与え続けるように、大地からわたしたちは必要な栄養素やエネルギーを受け取ることができる。
自然で当たり前のことだけど、素晴らしいと思いませんか?


旬の食べ物を食べることで、身体の調和がとれて、免疫力も下がりません。

料理を仕事としてから、毎年、今年も出会えたね。と旬の野菜を見つける時の喜びは、なんともいえない満ち足りたものです。

都会の暮らしであっても、自然との繋がりを感じられるこの仕事をしていてしあわせだなぁと思います。

最近わたしは会社で働くことを辞めたので、
お金はあまりありません。
それでも、こうして料理を通しての季節の変化、そとを歩くときに花々をみたり、子どもの成長をみているだけで、全て必要なものはあるなぁという、底知れない安心感を感じるようになりました。

日々の暮らしを楽しむことができてることに感謝です。

これから暑くなるにつれ、徐々に夏野菜がでてくるのが楽しみ♡


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野菜料理人の徒然なる日々

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