食と心の関係

今日、ある方から「あいさんはこれからどんな風に活動していきたいの?」と聞かれ、
ぽんっと答えたことが、自分の活動としてとても大切にしてることだということに気がつきました。

わたしは今年の3月から出張料理を中心として活動しておりますが、その理由は、
「おうちで安心してごはんを食べることが、その人の心の安定になる」からです。

おうちで食べる毎日の食事が、美味しくて、安心できる。
これってとても大切なことだと思うのです。

「毎日安心してごはんを食べるための料理教室を開いて、シンプルに美味しく食べる方法をみんなに知ってもらいたい。」
わたしはそう答えてました。

以前都内のあるベジレストランで働いていたころ、オーナーに、
食はエンターテイメントだと思うんだよね。て言われたことがありました。

もちろん、外食にその要素があることは否めませんが、
食はエンターテイメント、というよりは、
食は生きることそのもの。という気がしてなりません。

だって、食べたものが、私たちの身体の細胞を、そして、心を作っていくのです。

わたしは食を今の食に変えて、何が良かったかというと、一番は、
心が純粋であれるようになった。ということです。自分の思いに素直になれる、という意味での純粋性です。自分の直感に従うことができるようになりました。

肉食を否定はしませんが、その心の状態には血液がきれいであることが関係してる気がします。
マクロビオティックを実践して7年目に、心がどんどんきれいになってく感じがあったのを覚えています。
今年は14年目ということで、7年クール2回目で、心がより変化してきている感覚があります。

わたしは14歳くらいから、20歳くらいまで摂食障害を患っていました。
様々な要因があって、食べれなくなったのがきっかけで、一度食べ出すと止まらなくなって、10キロ一気に太ってしまったことから、食べることがこわくて、なんでそんな心の状態なのだろう、わたしは意志が弱いんだ、と、自分をいつも責めてました。

満たされないなにかをうめるように、甘いものを食べては、罪悪感に悩まされ、生きること自体がつらかった日々。

摂食障害が治ったあとも、結婚して子どもを産むまでは食べることがこわい、という気持ちはどこかにありましたが、食を今の食事に切り替えてからは、そんな不安も全くなくなりました。

農薬がたくさん使われてる食べ物や、遺伝子組み換えの食材は避けているのも関係あるかもしれません。
野菜本来のエネルギーがつよいので、十分満たされるからかもしれません。

摂食障害が治るということをわたしは身をもって経験しました。
今は完全に治っているので、こうやってブログに書くこともできます。
時々お腹がすきすぎて、ごはん2杯食べたりしてますが (笑) 太ったらどうしよう、など微塵も思わなくなり、ま、いっか!美味しかった。ですませています。
甘いものはフルーツ以外ほとんど食べません。(たまに自分で作ったりはします。)
ポテチなどのジャンクフードを食べても、へっちゃらです。
(あ、気持ち的に。ですが、、ジャンクフードもなるべく自然食品のお店で買います。)
この前移動中にパン屋でハッシュポテトを買って食べたあと体調を崩したため、もう絶対油物は安心できないお店では食べないことを心に誓いました。汗

食が身体をつくり、身体の状態と心の状態は密接につながっている。
当たり前のことだけれど、これだけ様々な美味しい食べ物が世の中にあふれていると、忘れがちです。

化学調味料や添加物だらけの食べ物を選ばず、できるだけ自然の食べ物を自分で調理して食べる。
そして、心の変化を感じてみる。

これからもこの活動を続けて、「安心できるごはん」を少しずつ広めていけたらなぁと思います。





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野菜料理人の徒然なる日々

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