わたしは元気がでないときは、植物のちからを借りることにしている。精霊を感じられる花をうちに招く。
植物はただ在るだけの存在で、植物と共に在るだけでわたしは少しずついつもの元気を取り戻していく。
以前木々の声が聴こえる時期があった。
公園にいくと、木々が話しかけてくる。
今ももしかしたらチューニングを合わせたら、聴こえるかもしれないけど、その頃は木々の声を聴くことに夢中で、よく自分から話しかけていた。
九州に帰省したときに、家族で旅行にいったときに山の中で大きな木に出会って、わたしはその木に話しかけた。
登ってもいい?いいよ、と木は言った。
人がみたら怒られるかもしれないけど、わたしは少しだけその木に登ってお日様の光とその木を感じていた。とてもしあわせな時間だった。
わたしは自分の人生において、美しく生きることをとても大切にしている。
わたしにとっての美しさとは、純粋性。
透明で嘘がない心。
だから、もちろん美しい心の状態でないことも時にはあるのだけど、それさえも受け入れる。
もっとうまく人生を生きるワザを身につけた方がいい気もするけど、なんど挫折しても、なんど転んでもいつも同じところにたどり着く。
娘にもそんな自分を全部さらけ出してみせている。
わたしが親を完璧だと信じて育って、あとで親がそうでないと認めざるおえなかったときに、何を信じたらよいかわからなくなって苦しくて大変だったことを覚えているから、娘にはわたしは完璧ではないというところをちゃんと見せるようにしている。
そして、色んな価値観や生き方があるよ、と知らせるために色んな大人を家に招いて、交流するようにしている。
娘にはいいとこどりで生きてってほしいなと思っている。
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