暦の上では秋を迎えた今、少し暑さが緩んだ感じはするものの、まだまだ残暑は厳しそうです。
こんなにも暑いと身体を冷やすものばかり食べたくなりますが、
子どもの頃母に「暑いからといって冷たいものばかり食べていてはいかんよ。(氷をなめたりしてたので) 秋に冷えが出るからね。」とよく言われていました。
先日熱中症になった後に気がついたことがあります。
もう何年も、明け方にトイレに立つことが多かったのですが、熱中症になって元気になった後は明け方にトイレに立つことがなくなりました。
分かってはいたのですが、
ああ、わたし腎が弱ってたんだなぁ。
と、改めて思いました。
腎が弱ると水の排出がうまくいかなくなり、
浮腫やすくなったり、疲れやすかったり、老廃物を綺麗にできなかったり。
熱中症で身体が一旦リセットされたのか、
少し腎臓の機能がもとに戻った感じがあります。
それもあってか、心がとても安定してきました。なんというか、身体の内側からエネルギーが湧き起こるかんじがあって、清々しいかんじ。滞りがない。
身体の不調はこころの不調にもつながる。
身をもって、再確認しました。
多くの人にとってそうだと思いますが、わたしもコロナの影響でいろんな仕事がなくなったことで、収入が減って大変な面もありますが、良いことといえば毎日の食事作りにゆっくり時間がかけれるようになりました。
料理人なので、元々手作りが多いけれど、
前よりずっと丁寧に、いろんな工夫ができるようになり、自分労り期間だなぁと思っています。
3月末までは忙しいのが当たり前で、いつも小走りでした。それを強制的にやめざる負えなくなり、セルフケアの時間になったからこその、たまってきていた疲れや小さな不調がこうやって外に出てくれている安心感。
こころからいつも頑張ってくれている身体に感謝。
前置きは長くなりましたが、
秋は肺大腸の季節。
感染症も流行ってるこのご時世で、
いつも通りの旬のおいしいお野菜を使って料理教室をする、という視点から、もうすこし食養よりにしたいと思うようになりました。
肺大腸の季節の食べ方、
免疫力を下げないためにどんな風に身体のケアができるかなどのお話も含めて、料理教室に取り組みたいとおもいます。
日時: 9月27日(日)
10時から14時半ごろまで
場所: 東京都杉並区
参加費 6500円 デザートつき
持ち物 エプロン、使い慣れた包丁
定員 4名 残席1
9月28日(月)
10時から14時半ごろまで
場所: 東京都杉並区
参加費 6500円 デザートつき
持ち物 エプロン、使い慣れた包丁
定員 4名 残席2
お料理教室の間は五感を使って料理に集中していただくため、レシピは、料理教室がおわったあとメールにてお送りするスタイルです。
参加ご希望の方は
i.indigotic★gmail.com
までメールにてお知らせください。
(★マークを@マークに変更してください)
最後に。
写真は「あずきカボチャ」です。
あずきを乾燥豆からコトコト煮て
あずきの煮え方と
カボチャの煮え方がちょうどよく
どちらもほくほくになるタイミングを見計らうのがなかなか難しい修行チックな一品。
この料理だけで1時間半くらいかかるけれど、
あずきとカボチャの自然の甘みを上品に引き出すちょうどよい塩加減についてなど、
一緒に実践していきたいとおもいます。
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